映像制作においての編集作業について
何度も映像編集の事は書いていますが、動画の制作をするにあたり、見栄えや内容はもちろん
大事ですが、オシャレな感じ、見易さ、伝わり方など様々な要点をかなえるうえで
編集作業の段階でいかにCGをいれるかにより完成度は大幅に変わってきます。
CGといっても2D、3Dとありますが、3D技術はかなりの難易度がありますので
比較的さわりやすい2Dの事を書きます。
2Dの編集 アフターエフェクト
Adobeの製品でAfter Effectという2Dソフトをおもに使用するのですが
比較的使いやすく、様々な映像会社で使われています。
実際、撮影後の編集において撮影したデータをそのままつなぎ合わせ
よきところにテロップをいれるだけなどであれば、そう難しくはありません。
いかにCGをいれてより、見栄えや印象を強くすることが大切な作業と言えます。
そこでお役に立つのがAEです。
比較的難易度の低い作業で作った一例が下記の動画事例です。
内容はさておき、CG部分と実際の映像素材とイラストなどを混ぜ合わせ伝えたいことを
わかりやすく、見やすく伝えていると思います。
撮影素材とイラスト素材を重ねAEで作業、基本といえば基本ですが
かなりの労力と技術のいる作業であるといえます。
編集を考えたうえでの撮影
いざ、撮影の段階で編集を考えたうえで撮影をしないと大きな失敗に繋がります。
当たり前なのですが、撮影に集中しているとついつい抜けてしまうことがあります。
そこでディレクターがいるとそういう失敗は軽減されます。
カメラマン、ディレクター、アシスタント、エディターなど、様々な役割を担うクリエーターですが
編集者も現場に行き、携わることでより素早く作業をこなせ、より明確な素材を撮影できます。
例えば、この頭の部分にテロップが入りますとか、この部分はトリミングするとか
撮影の時点で分かっているはずなので、その部分の作業者がいればもしくは
ディレクターがいると撮影もスムーズで、編集もスムーズになりますね。
元になるのがコンテですが、映像制作をするうえで、コンテがはっきりわかっていると
撮影も編集もスムーズにできるということが多いです。ですので
より具体的なコンテが必要なのは言うまでもないですね
意外とこの業界、このコンテの部分に予算がいかないのが不思議なんですが、
かなり大事な項目だと思います。
何よりもこのコンテが一番難しいと思うんですが、発想、ひらめき、伝わり方、アプローチ等々
映像制作をするうえでの完全なる軸部分、映画で言うとシナリオです。
広告もここが大切だと思います。次回はそのあたりについて書こうと思います。